暮らすように旅する自炊旅の食卓

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フランス(パリ)のおみやげ フランスバターの誘惑 / Paris

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海外の人気渡航先ランキングで常に上位のパリ。ネット上でも書籍でも、パリに関する情報は溢れているので、お土産の選定も悩ましいですよね。
こちらでは、自炊旅行家を自認する私がパリから持ち帰った品々と、この旅のお土産選びで参考になった1冊の本をご紹介したいと思います。

 

自炊旅の指南書

2013年のパリ&ベルギー旅行の際に、宿泊先で自炊をしようと思い立ち、あれこれ検索していて目に留まったのが、重信初江さん+soci´et´ e bonne著”パリで「うちごはん」そして、おいしいおみやげ―暮らすように過ごす旅レシピ”。

こちらの本は市場やスーパーでの買い物の仕方から、現地で作って楽しむレシピや調理のアイデアなど、パリ滞在で自炊を楽しむ内容になっていて、今読み返してもとっても参考になりますね〜。パリだけでなく、似たような食事をしている欧米地域でも使えそうな内容なので、旅行中に自炊の予定がある方にオススメできる1冊です。

加えて、タイトルにもあるように、パリの食関係のお土産ネタも充実して書かれています。
2008年に出版された本なので、お店や商品情報は多少の変更があると思いますが、食材選びの際は、とても役立ちました。
ということで、本に紹介されていた品々も含めて、実際にパリで購入したものをまとめてみます。

 

マドレーヌ広場界隈

MAILLE (マイユ)のフレッシュマスタード

マイユのマドレーヌ本店では、その場で瓶詰めしてくれる生マスタードを2種類と、バルサミコ酢を買いました。
パリ土産に関する情報サイトでもかなりの頻度で登場する、こちらのフレッシュマスタードは、シャブリと黒トリュフ入りのものをチョイス。加熱処理されていない生のマスタードなだけあり、シャブリの方はさっぱりフレッシュ感たっぷりで美味しかったです。トリュフの方は、付けて食べると美味しさが増すような食材や料理をイマイチ見つけられず。。。お値段高かったのもあって、私的にはちょっと微妙でした。
瓶は捨てずに取ってあって、次回、またパリに行く機会があれば、この瓶を持参して、詰めてもらおうと思っていますが、忘れそう・・・。笑

左上から逆時計回りにバルサミコ酢・生マスタード(シャブリ)・エルブドプロヴァンス・トリュフ塩・あん肝のオイル漬け・生トリュフマスタード

MAISON DE LA TRUFFE(メゾン・ド・ラ・トリュフ)のトリュフソルト

同じくマドレーヌ広場界隈にお店を構える、メドン・ド・ラ・トリュフでは、トリュフソルトを購入。これがまた香り(というより、「匂い」と表現したい)が強烈!!で、持ち帰りの際、袋に何重にも包んだのですが、スーツケース中、この匂いに包まれていたのをよく覚えています。自宅のキッチンでも、しばらくの間、これを入れている引き出しを開けただけで、トリュフ香がしました。笑
それでも、卵料理には特に、このトリュフ塩をかけると格段に美味しくなるので、ゆで卵・半熟卵・目玉焼きなど、卵に塩を振る時は、必ずこのトリュフソルトを選んでいました。
トリュフ入り製品は、マスタードより塩やオイルに加わっている方が、日本人の口に合って使いやすいのでしょうかね。

 

ボンマルシェ食品館 LA GRANDE EPICERIE DE PARIS(ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ)

ALBERT MENES(アルベール・メネス)の缶詰とハーブ

上記↑写真の箱入りのもの”FOIE DE MORUE FUME”(あん肝のオイル漬け)と、瓶入りハーブのエルブドプロヴァンスは、アルベール・メネス社のもので、百貨店ボンマルシェの食品館、グランド・エピスリーで購入しました。
アルベーヌ・メネスの瓶入りハーブやスパイスは、パリ土産として雑誌などでもよく見かけますね。質が良くて洒落た感じなので、お土産にぴったりだと思います。

他に、ボンマルシェで買ったものがこちら。

A L’OLIVIER(ア・ロリヴィエ)のミニドレッシング

重信さんの本にも載っていた、ア・ロリヴィエの1回使い切りのミニドレッシングが美味しくて、お弁当に添えても写真映えし、その後の自炊旅にも持参したりして、すごく便利で何かと重宝しました。バルサミコ・バジル・シトラスと3種類のフレーバーが各4本、12本入りで、€6〜8位だったと思います。現地での自炊、パリのうちごはんでも早速使用しました。
スープキューブもまた、現地で使うためにカルフールで買ったものです。

KUSMI TEA & Bonne Maman & CLÉMENT FAUGIER

クスミティーは、当時、お土産にすごく流行っていましたね〜。紅茶はボンマルシェで買ったと思いますが、その他のもの↓はスーパーで購入したと思います。

ボンヌママンのジャムや、クレマン・フォジエのマロンクリームも定番ですかね。マロンクリームの100g缶のものは小ぶりで可愛く、配ると喜ばれました。

 

フランス産 発酵バター

そして、フランスに行ったら是非とも持ち帰りたいもの、私的ナンバーワンは、断トツにバター!
フランスで主流の発酵バターは、ミルキーで本当に美味しくて大好きです♪ 食品売り場ではさすが本場、種類豊富で、更に日本で買うより1/3〜1/4程の価格で購入できるので、テンション上がってしまいます。
私のお気に入りは、ボンマルシェなどの高級店で売っているBORDIE(ボルディエ)の海藻バターと、スーパーでも気軽に買えるGrand Fermage Sel de Mer(セルドゥメール)。

手前、ボルディエの海藻(左)スモーク(右)
左奥の セル・ドゥ・メール250gはモノプリで購入

「フランス」「バター」で検索すると、ギャラリーラファイエットでは、購入したバターを、チーズ売り場で無料で真空パックにしてもらえるという記事を見つけました。とても詳しく書かれていて、参考になります。パリに行ったらバターを持ち帰ろう!【絶対買いたいお土産1位】

たくさんバターを買っても日持ちしないですが、せっかくパリまで来たんだし、賞味期限内に食べきれるだけというのも寂しいので、多めに買って、アパートメントの冷蔵庫で凍らせた保冷剤&保冷バックに入れて持ち帰り、帰国後、ざっくり小分けして冷凍庫に入れておけば、しばらく楽しむことが出来ました。

パリ滞在記にも書きましたが、現地のうちごはんなら、このバターとバゲットとワインの黄金コンビを、部屋で心ゆくまで堪能できるので、パリは特に自炊が楽しい都市だなあと思います。

話が少しそれましたが、これらパリで買ったものとベルギーで買った品々を、いくつか組み合わせて、親しい人たちに手渡しました。

 

それでも悩むお土産選び

年に数回あちこち旅しますが、私が購入する旅のお土産は、自宅用も人に渡すものも、ほとんどが食べ物ですね〜。
お土産って、その人のセンスが表れるので、その都度、何を渡せばいいのか結構悩みますが、失敗なくて一番喜ばれるのはやっぱりお菓子!と、最近結論に達しました(遅い?笑)。
また、他国のおみやげについて記す際にでも、その辺のところも書いてみたいなと思います。

バターのことを書いたパリ滞在記はこちら

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