スタンダード・チャータード・台北マラソンと 士東市場&迪化街でお土産調達 台北・台湾 自炊旅行記2 ‘19.1 / Taipei, Taiwan
例年、1月の第2 or 第3日曜日に開催される、Standard Chartered Taipei Charity Marathon。
第6回目となる2019年は、1月13日に行われました。
大会のサイトをながめていると、フルマラソン以外にも、ハーフや13キロ、キッズ用の3キロや、チームでのリレーなど、いくつかのカテゴリーがあり、参加者は合わせて3万人にものぼる大きな大会のようです。台湾でもマラソンは人気なんでしょうね。
旅程 2019年1月(5日間) 往路:成田ー台北(バニラエア) 宿泊:台北3泊 アパートメントホテル2泊ー友人宅1泊(←今回はここの滞在記) 復路:台北ー羽田(タイガーエアー) |
台北自炊旅行記(前編)はこちら
スタンダード・チャータード・台北マラソン
DAY2
台北マラソン当日、フルマラソンのスタート時間は午前6時。
大会の朝はいつも、出発する夫を部屋で見送るだけなのですが、今回はスタート地点の総統府がホテルから徒歩10分ほどの距離だったので、初めて一緒について行ってみることに。まだ薄暗い中、二人で歩いて総統府へ向かうと、ホテルを出た直後から何人ものランナーと思われる人々と遭遇。
そして総統府そばの受付エリアについてびっくり!さすが3万人規模の大会なだけあって、ものすごい人の数!!
夫曰く、参加者の多い大きな大会は毎度こんな感じなのだそう。しかし、3キロ走るのも抵抗のある私には、42キロを走ろうと思う人が、よくまあこんなにもいるもんだわと、ただただ驚くばかり。笑
ゼッケンをつけスタート付近に立つ夫の姿を、無事カメラにおさめて任務終了。人で溢れかえっているので、適当なところで夫とは別れ、コースルートを辿りながら、ホテルへ戻ります。
総統府の東側、大通りの中山南路では、スタートから小一時間ほど経っても、まだまだ大勢のランナーが続々と走り抜けていきます。このくらいの大会規模になると、スタートするまでに何十分もかかるんでしょうね〜。
西門町散策
さて、この日の私の予定は、午前中は友人と西門町周辺を観光し、お昼時に夫とホテルで合流して部屋をチェックアウト。その後、友人宅に荷物を移動させてもらう段取り。
友人と西門駅で落ち合い、まずは、とろみスープと極細麺が美味な「阿宗麵線」と、滷肉飯が有名な「天天利美食坊」で腹ごしらえしました。
お腹が満たされたところで、付近をぶらぶらと散策。
西門駅の東側に位置する、コンサートホールとしても利用されている中山堂は、内部を自由に観覧できます。
建物内は随所に細工が施されたクラシカルで素敵な雰囲気。綺麗なお手洗いも自由に使え、小休憩にもってこいの場所でした。
前日と同様、街歩きしながらもメインは友人とのおしゃべり。特にどこを見て回った訳でないのに、あっという間にホテルのチェックアウト時間が迫ってきたため、台北駅へ向かうことに。途中、現存する唯一の城門である北門をくぐり抜けました。
その後、完走した夫とホテルの部屋で合流し、荷物をまとめてチェックアウト。夫とは晩ごはんまで別行動で、私と友人は荷物を置くため、バスで友人宅へ向かいました。
士東市場で買いたい 花生酥
友人の暮らす天母は、國立故宮博物院の更に北側、外国人が多く住む高級住宅地エリア。中心街から離れているため、観光客は少なめかと思いますが、緑溢れ、いかにもハイソな雰囲気が漂っています。そして伺った友人宅も豪華な広〜いマンション!!駐在員生活、憧れますね〜。
この天母にある士東市場は屋内市場で、場所柄もあるのか、やはり小綺麗。アジア系市場独特の匂いもありません。友人曰く、中心地の市場に比べ、生鮮食品なども新鮮で物が良く、お値段も若干高め(でも百貨店より安い)で、台北に住むセレブな人々も車で買い付けに来る人気の市場なのだとか。
ちょうど自宅に居た友人の夫、M氏(M氏もまた学生時代の友人)と3人で出かけてみました。
市場は1階が主に食料品を扱う店舗で、2階は雑貨屋、洋服店などの他に、飲食店コーナーがあり、なかなか賑わっていました。お昼を食べていなかった私たちは、ここで軽くワンタン麺を食べてから、1階のお店を物色。
ここ士東市場で是非とも買いたいお土産は、ピーナッツ菓子の「花生酥」。
知らなかったのですが、花生酥は今やパイナップルケーキを凌ぐ?大人気台湾土産のようですね。友人が買い求め、帰国の際、お土産として私に持たせてくれたのですが、家で食べてみてちょっとびっくり。ショートブレッドのようなさくホロ食感に、ピーナッツの香ばしさが秀逸で、これは美味しい!!
肝心のお店の写真を撮っていなかったのですが、袋のラベルに店番70号と載っているので、それほど広くない市場内、難なく探せると思います。ちなみに花生酥で調べてみると、この他、迪化街なんかでも手に入るようでした。
士東市場で私が購入した物は、揚げエシャロット入りのガチョウ油「鵝油香葱」。この市場だけでなく、デパートなどでも購入できるようなので、お土産の記事にまとめて記載しようと思います。
台北でうちごはん2 友人宅編 TAIWAN BEER 生 18days & WEISSBIER
この後、近所のスーパーで夜の飲み会の買い出しをし、晩ごはん1次会は外ごはん。
私たち夫婦のリクエスト、火鍋のお店を友人が予約しておいてくれました。お店で夫とも合流し、友人夫妻と4人でお鍋を囲みます。
4人での食事は多分7〜8年ぶり?当時、都内に住んでいた友人ファミリーと渋谷のレストランで集って以来じゃないかと。その時はお互いの娘たちも一緒で計7名、わいわい楽しく過ごしたのを思い出します。子供達も大きくなり、大人だけで出かけられる幸せ♪いいですね〜。
ここでも又おしゃべりに夢中で、お鍋もビアも快調に空いて、満腹&満足!
こちらのレストランを含めた、台湾グルメについてはこちら
この後は、友人宅にお邪魔し、二次会の始まりです。
ビアは事前にスーパーで買った賞味期限が18日の TAIWAN BEER の生と、ホワイトビール系のWEISSBIER。他にも台湾で一番メジャーな金牌などいくつか飲んでみましたが、一番気に入ったのは18 DAYS。その名の通りフレッシュで飲み心地良かったです。
元々ホワイトビール好きの私は、ヴァイスビアも悪くはなかったですが、甘さがやや強く、口に残る感じはありますね。そして、お試しで買ってみたマンゴービールは、うーん。。ジュース?!の域でした。基本的に甘い飲み物全般、あまり好みでないので、私的には1回飲めば十分でしたね〜。
そして、友人がささ〜っと用意してくれたビアのお供。豆腐とカマンベールのカナッペには、友人ファミリーでカンボジアを訪れた際、買ってきたという黒胡椒がトッピングしてあり、ビアとの相性抜群♪
他にも、友人に教わった美味しいプチトマトの玉女には、紅白なますが詰まっていて、手の込んだ1品。そして、台湾名物のカラスミ&大根と、満腹後の小腹に嬉しいラインナップで、どれも美味しい!
友人宅ではありますが、時間を気にせず、心置きなく飲んで喋って楽しく過ごせるうちごはん、やっぱり最強です!夫婦で泊めてもらって本当に感謝感謝。
台湾フルーツ 鳳梨釈迦&インドなつめ
DAY3
あっという間に最終日。とは言え、この日の夜中発の便なので、丸1日たっぷり時間はあります。
私たち夫婦、普段から朝ごはんは食べないのですが、翌朝友人が用意してくれた台湾ならではのフルーツ2種「鳳梨釈迦」と「棗(インドなつめ)」は、飲み過ぎてお疲れの胃にはありがたく、おいしく頂きました。
奥に盛られた凸凹してるのは釈迦頭と世界三大美果と言われる「チェリモヤ」を交配させたと言う、鳳梨釈迦。釈迦頭も食べたことないのですが、これは何だろう〜?果肉の感じは西洋梨のル・レクチエに近いような、そうでもないような。まったり食感で瑞々しく、甘酸っぱくていかにも南国フルーツという味わい。しっかり熟れていてとっても美味でした。
出回る時期がかなり限られるようなので、冬の時期に台湾を訪れることがあればチャンスです。
手前、小粒の青りんごのようなのは、なつめ(インドなつめ)。これは梨に似た味と食感で、美味しいけれど目新し度は若干薄れる気がしましたね。
迪化街で探す 乾物いろいろ
早めのランチに有名店の圍爐で酸菜白肉火鍋を頂き、午後からは迪化街やスーパーでお土産調達です。
迪化街でのお目当の品は、きのこチップス・干し海老・きくらげ。
きのこチップスは、以前、台湾土産で頂き、すごく美味しくてインパクトあったので、今回是が非でも買いたかった食品。干し海老はアジアを旅した時は必ずといっていいほど買い求めており、きくらげも中華圏を訪れた時に忘れず購入しています。
この3つを良さげな品でお買い得のものを探すとなると、これが意外に時間がかかるのです。
日本人観光客がよく訪れるという小綺麗なお店だと、ちょっと割高に感じてしまい、逆にうんとローカルなお店だからと言って、特段お安い訳でもなく、くまなく見ているとキリがない!
ということで、2時間ほどかけて迪化街の通りを行ったり来たりし、品ごとに別々のお店で購入しました。
その後、迪化街から近い家樂福(カルフール)、スターバックスでもう少しお土産を買い足し、バスで友人宅に戻ります。
桃園空港でクラフトビール
迪化街で結構時間を費やしてしまい、時間がおせおせだったので、買い物後はテキパキ?巻いて行動。
晩ごはんは友人宅の近所の餃子チェーン店「八方雲集」で軽くつまみ、さくっとシャワーを浴びさせてもらって、あれこれ増やした荷物をスーツケースにギュギュッと詰め込み、なんとか予定時間内に荷造り完了。友人ファミリーに何度もお礼を述べて、バスを乗り継ぎ桃園空港へ向かいました。
夜中0:10発の便なのに、なぜか結局バタバタになるんですよね〜。まあ、私の場合、いつものことなのですが。。。
無事、出国審査を終えたところで、最後にお疲れ〜の一杯!
友人ファミリーのおかげで、とっても充実した旅になりました。彼女が駐在している間に、あと何回か訪問できるといいなあ。
自炊旅おすすめ度:★
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