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アンコールワットを訪れたなら 必見の朝焼け 個人で行く 朝日鑑賞 サンライズ ツアー / Angkor Wat

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息を飲む美しさ、アンコールワットの朝焼け

70代、シニアの母と旅するカンボジア。滞在3日目の早朝は、アンコールワットの朝日鑑賞に行ってきました。
朝日鑑賞は、アンコール遺跡巡りの1日オプショナルツアーに含まれている場合が多いのですが、私たちが利用したのは、ホテルのsun riseアクティビティーです。

旅の計画の際、連日、朝早いスケジュールが続いていたので、夕日を観れば朝日はまあいっか〜と判断し、朝日鑑賞は外して予定を立てていたのですが、滞在2日目に参加したプリアヴィヒアツアーの同行メンバーA&Bさんに、「朝日は絶対に観た方がいいらしいですよ。」と教えてもらい、「ならば!」と、ツアーから戻った後、その場でホテルの sun rise アクティビティーを申し込んだという訳です。
アクティビティーと言っても、ガイドは頼まなかったので、単にホテルのトゥクトゥクを往復で手配してもらったことになります。

A&Bさん曰く、彼女達が前日に参加したアンコール遺跡巡りツアー、A&Bさん達も当初の私の計画と同様、朝日鑑賞を外して参加したのだそうです。そして夕日鑑賞の際、「夕陽、すごく綺麗ですね〜!」と、同行者の方に話しかけたところ、朝日鑑賞もしていたその方は、「夕日より朝日の方が何倍も綺麗で、感動がまるで違う。どちらか1つなら、断然、朝日!!」と返事があったそうで。。。
A&Bさんは旅程の都合で、朝日を観るのはもう厳しいと大層残念がっていました。

前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、結論は、A&Bさんが聞いた言葉そのもの!!
朝日と夕日どちらも鑑賞しましたが、世界遺産アンコールワットのシルエット越しに、刻々と空の色がグラデーションで変化する朝焼けの美しさは別格でした。
なんなら、数多のフォトジェニックな風景に出会えた、このカンボジア旅行全体の中でも、私の中では、最も印象に残る景色と言っても過言じゃないです。
アンコールワットを訪れたなら必見、感動の朝焼け鑑賞についてまとめてみます。

 

まずはチケットセンターへ

朝3時40分起床。
前夜、ホテルのフロントでアクティビティーを申し込んだ際、アンコール・パス(アンコール遺跡群の入場券)をまだ購入していないと言うと、5時過ぎには現地(鑑賞ポイント)に着いていた方がいいので、4時半のホテル出発を提案されました。滞在していたホテルからチケットセンターまでは15〜20分程とのこと。

トゥクトゥク利用の朝日鑑賞は上着必須

早朝4時半、ホテル前にスタンバイしてくれたトゥクトゥクに乗って出発です。
日中の激しい蒸し暑さと打って変わって、暗闇のこの時間の寒いこと寒いこと!!私たちが訪れたのは、乾季が始まってすぐの11月ですが、気温15度以下だったんではないでしょうか。

まだ真っ暗な中、トゥクトゥクに乗りこみ、まずはチケットセンターへ

しかも、風を切って走るトゥクトゥクに乗っているので、寒さひときわ。時期にも寄るでしょうが、トゥクトゥク移動での朝日鑑賞は、羽織りものが必須です。何も気にせず薄着で出かけてしまった私は凍えていました。。。

窓口はチケットの種類ごと

道を走行中は、他のトゥクトゥクや車をあまり見かけなかったのですが、チケットセンターに到着してみると、まだ5時だというのに既になかなかの賑わい。 
センターの建物は、大きな駅のようにたくさんの窓口が並んでいました。この時間でも半分くらいの窓口が開いていましたね。

アンコール・パスは、1日券・3日券・7日券の3種類あり、券種によって窓口が分かれています。窓口の券種は、遠目からでもわかるような誇大表示ではないので、列に並ぶ前に、窓口近くまで行って、販売券種を要チェックです。
私たちは1日券を購入しましたが、1日券売り場が一番混雑していました。と言っても、団体ツアー客が多いのか、そのレーンを避ければ、購入するのに5分とかかりませんでしたが。

左上:1日券の窓口。販売券種の表示は思ったよりも小さい。左下:1日券売り場のみ混雑していた。
右:3日券の窓口

パス券には顔写真が添付されるので、窓口にカメラが備わっており、入国審査のようにその場で顔写真の撮影がありますが、券はものの数分で出来上がります。
私たちは滞在3日目のこの日、日本で事前に、アンコール3大遺跡の1日ツアーを申し込んでいたので、アンコール・パスが1日で済むように、この日に朝日鑑賞を組み込んだ次第です。

 

個人で行く時の準備

さて、無事にパスを入手し、トゥクトゥクに戻って鑑賞エリアへ向かいます。途中、チケットチェックポイントがあり、トゥクトゥクに乗ったまま、先ほど購入したパス券を提示。ちなみに、この時点では、鑑賞ポイントがどこなのかも、いまいち理解しておらず。後から、地図を確認したところ、トゥクトゥクが着いたところは西参道の正面でした。

念のためトゥクトゥクの写真を撮っておこう

到着後、トゥクトゥクのお兄さんに、鑑賞スポットはあっちと指さされ、歩き出そうとしましたが、一応、はぐれた時のために、トゥクトゥクの写真を1枚パシリ。

滞在したクーレーンホテル専用のトゥクトゥク

しかし、鑑賞スポットはあっちと教わったものの、真っ暗闇の中、どう歩いて良いのか皆目検討つかず。。。
ですが、そこは天下の超人気世界遺産。人で溢れかえっているので、ガイドさんがいる団体ツアーに便乗して、付いて行くことに。

あると心強い懐中電灯

とはいうものの、辺りは本当に真っ暗な上、大勢の人がいて、しかも、誰しもが席取りを狙って早足なので、足元がおぼつかず危ないのです。私も良い場所を確保したいと焦りはあるものの、母もいるので慎重に進まねばなりません。
そこで、日本から持参した小型の懐中電灯が、想像以上に役立ちました。足元が見えるだけで、歩きやすさが全然違います。スマホで照らしても良いと思いますが、ただでさえ、動画や写真撮影でバッテリーを食うので、個人で朝焼け鑑賞に行くなら、懐中電灯はマストアイテムでしょう。

アンコールパスと、日本から持参した遺跡観光に便利なパス券ホルダー。
そして、小型懐中電灯

 

朝焼け鑑賞は日の出前から

団体ツアーに便乗し、アンコールワットのお堀(環壕)沿いの堤防に無事、席を確保。鑑賞した位置については、詳細を後述しますね。

この時点で5時15分〜20分くらいだったでしょうか。まだ暗い状態でしたが、徐々に空が白み始めて、ぼんやりと周りの様子が目に入るように。三脚は持参せずだったので、カメラの設定などを、手持ちであれこれ試し撮りしていると、目前にアンコールワットが浮かび上がってきました。

淡い群青色から薄紅に染まる雲がたなびくマーブル模様の空と、それをそっくり映し出す環壕の水面、そして、その中心に浮き立つアンコールワットのシルエットがあまりにも幻想的で美しく、思わず息を呑みました。

この記事を書きながら、調べてみると、この日の日出時間は6時5分でした。
日の出の30分程前から始まる(もしくは、日没後30分程の)空が薄明るい状態を「薄明(はくめい)」と呼ぶそうで、英語で言うところの「トワイライト」の方が、認識度高いでしょうか。
この薄明から、朝日が空に昇る6時半頃までは、刻々と空の色が変化し、目が離せません!

あくまで個人的な意見ですが、この薄明の時間帯が、朝日が上がった時よりも数倍美しく神秘的で、強く印象に残っています。当然、お天気にも寄りますが、日の出より1時間近く早い時間からスタンばれば、朝焼けの色彩移ろう見事な様を、鑑賞することができます。

一体が明るくなるにつれ、お堀に浮かび咲く蓮の花々が開き始め、モノクロから鮮やかなピンクに色に変えて、その姿を水面に現します。

そして、お待ちかねのサンライズ。

 

環壕沿いの鑑賞スポット

今回私が鑑賞した場所は、参道を渡らず、お堀(環壕)の北側の位置になります。

地図は愛用している地球の歩き方から引用しました

朝日鑑賞の人気スポットといえば、水面の逆さアンコールワットが撮れる、北の聖池前が有名ですが、お堀の場合は、堀の手前に石造りの堤防があるため、堤防に腰掛けて鑑賞できるのと、トゥクトゥク乗り場に近いので、ホテルに戻る時間が短縮出来る点が利点でしょうか。

石造りの堤防に腰掛けて鑑賞する観光客

ネットの情報を読んでいると、ガイド付きのツアーの場合、ガイドの多くがこのお堀沿いを案内するようなので、西参道に近い位置で座って観るなら、早めに着いた方が良さげです。

たまたまですが、私がシェムリアップを旅したちょうど1〜2週間後に、OL時代の先輩が、日本からツアーでアンコールワットを訪れたのですが、朝日鑑賞は聖池の前だったのか、着いた時には既に人がわんさかいて、アンコールワットが背伸びしても見えず、スマホだけを手で高く掲げて、ようやくこの写真が撮れたと、アンコールワットと朝日が写った1枚を見せてくれました。

その点、お堀前の場合は、堤防が2〜3段の階段状になっており、段差があるので、人が多すぎて肉眼でアンコールワットが見れなかったという状況には、まずならないと思います。
ですので、特に、出遅れた場合は、お堀前の鑑賞スポットへ足を運ぶ方が無難かもしれません。

話は逸れるのですが、ここに1時間半ほど腰掛けている間、現地の少女が何度か「ワンダラーワンダラー」と言いながら、ポストカードを売りにきました。年の頃は多分5〜6歳? 朝早くから一人でけなげに物売りをしている姿がなんとも切なく。。。これもまた、カンボジアの現実なんでしょうね。
母も、孫と似た歳の子の働く姿に、「なんとも言えん気持ちになるね。。」と呟いていました。

さて、陽が昇ってしばらくすると、パラパラと場所を離れる人が出始めましたが、私たちは6時半過ぎまで、写真を撮りつつ、日の出とアンコールワットの眺めを楽しみました。ガイドさんはいませんが、近くにいた人に声をかけて、朝日とアンコールワットをバックにし、母と一緒に写真を撮ってもらい、良い記念となりました。

帰りも難なく、ホテルのトゥクトゥクのお兄さんと落ち合え、ホテルに戻ったのは7時過ぎごろだったでしょうか。
ただ、朝日があまりに綺麗で長居してしまったため、その後のアンコールワットプライベートツアー、ホテルに8時のピックアップ予定だったので、朝食を済ませて準備をするのに、かなり忙しなくなってしまいました。。。

 

まとめ

滞在したホテルのサンライズアクティビティー料金は、往復のトゥクトゥク利用代のみで7ドルでした。勿論、トゥクトゥク1台の値段なので、母と二人でこの値段になります。
朝日鑑賞の場合は、ガイドさんがいなくてもさほど困ることがなかったので、滞在ホテルにアンコールワット関連のアクティビティーがある場合は、事前に料金表などを送ってもらい、日本から申し込むオプショナルツアーと、値段の比較をすると良いと思います。

オプショナルツアーの場合、プライベートツアーであれば、出発時間や鑑賞位置など、予め大まかな希望を伝えることができると思いますが、団体ツアーの場合は、割安な反面、集合時間や鑑賞場所が定められており、基本的には個別のリクエストには応じてもらえないので、その辺りも考慮して計画したいところです。

何はともあれ、アンコールワットに行ったなら、是非とも、日出時間の30分前には現地に到着し、薄明の時間帯からの鑑賞をお勧めします。

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