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小学生子連れベルギー滞在と ブルージュ日帰りトリップ ブリュッセル・ベルギー&フランス自炊旅行記1 ’13.4~5 / Brussels, Bruges, Belgium

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ブリュッセルの中心にある世界で最も美しい広場の1つとされる、世界遺産のグラン=プラス。左の建物が市庁舎

第1回目の旅行記は、かれこれ6年前になりますが、2013年のGWに旅したベルギー&パリ、我が家の初・海外自炊旅の様子をお届けします。

旅程 2013年4〜5月(10日間)

往路:名古屋ーブリュッセル(エティハド航空)

宿泊:ブリュッセル2泊(←今回はここの滞在記)ーパリ3泊ーブリュッセル2泊

都市間移動(往復):Thalys(タリス、高速列車)

復路:ブリュッセルー名古屋(エティハド航空)

自炊旅というと、真っ先に思い浮かぶ宿泊先は、パリのアパルトマンかハワイのコンドミニアムという方も多いと思います。

当時小学6年生だった娘が、パリに行って、スイーツ食べまくってエッフェル塔に上りたい!とうるさく言うので、私が行ってみたかったベルギーを含めて旅程を組むことに。家族でパリに行くなら、食費のセーブできるアパルトマンに滞在すべき?と思い、初めての自炊旅となったわけです。

 

ブリュッセル観光

コンパクトなブリュッセルの街は、主要な観光スポットやお店を歩いて周ることが可能です。
旅の際は基本歩きまくりなので、徒歩だけであちこち巡れるブリュッセルの街がとっても気に入りました。

グランプラスの市庁舎の対面に立つ王の家(ブリュッセル市立博物館)

グランプラスのすぐ近くにある、世界3大がっかりのの1つ「小便小僧」、ジュリアン坊やの噴水像。いつ通りかかっても、このとおり、すごい人だかり!
本当に小さいのだけど、カメラを構えた人達で賑わってるので、その雰囲気が楽しく、個人的にはがっかりしなかったです。

人気者のジュリアンくんと対照的なのが、小便少女の像。知名度かなり低いと思いますが、実際に見た感じも、柵が張り巡らされていて、檻に入れられているような佇まいで、なんだか物悲しい。見物客はほぼいなかったですね。

グランプラスそばの飲食街イロ・サクレ地区の路地の奥にある像

グランプラスから徒歩5分もかからない「芸術の丘」でも1枚パシリ。見晴らしの良い高台になっていて、ブリュッセル中心部を見渡せる、訪問必須のフォトジェニックスポット⭐︎

美しい庭園のMont des Arts(芸術の丘)。正面の高い建物は市庁舎

他にもいくつか見所がありますが、1日あればだいたい回れると思います。
4月末で既に日が長く、暗くなるのは22時ごろ。たっぷり観光出来て、時計を見て「え?もうこんな時間やった?!」という感じでした。

21時半ごろ、日が沈んでいきます

 

ブリュッセルの宿

ブリュッセルでの宿泊先は、グランプラスなどの中心街へも徒歩圏内(15〜20分程)のSuite Home Stéphanie。宿の前の通りには、路面電車も走っているので便利です(地下鉄の駅にもすぐなので、結局、一度も利用しなかったのですが)。

事前にメールで知らされていた、建物の表ドアの暗証番号を押して中へ入ると、キーボックスがあり、その中から部屋の鍵を取り出して部屋に入ります。
フロントでのチェックイン&チェックアウトがないのは時短になっていいけれど、何かあった時のことを考えるとちょっと不安ですかね。私が利用するキッチン付きの宿は、このようなタイプと普通にフロントのあるタイプ、半々くらいです。

かなりな広さのLDK付きの1bedroom。右奥手がキッチン

部屋はすごく広々として新しく、キッチンも綺麗だったのだけど、当時はまだほとんど使われてなかった?感じで、鍋などの調理道具はあまり備わっていなかった記憶。

 

ブリュッセルでうちごはん

そんな部屋での記念すべき?初めての自炊メニューは、とりあえず、パンをオーブンであっためた程度で、買ってきたものを並べただけの晩ごはん。自炊したとは言い難いですが・・・。
宿から徒歩1〜2分のところに、ベーカリーのPAULがあったので、重宝しました。

買ってきたお惣菜をホテルのお部屋で食べる機会は、割と誰でもあると思いますが、キッチン付きの宿なら、グラスやお皿、カトラリーも揃ってる点が、やはりありがたい。

ここ数年は、年に2〜3度のペースで旅に出て自炊をしていますが、旅行初日は、到着時間の関係でスーパー等に行けなかったり、購入すべき食材がなんとなく把握できなかったりで、こんな感じのそのまま並べただけメニューになることが多いです。

 

ベルギービールを満喫

ベルギーはチョコやスイーツなんかの超有名どころが目白押しですが、ビアのラインナップもこれまた素晴らしい♡
日本では1本4〜500円程するベルギービールも、最もメジャーなヒューガルデンならスーパーで1本1.25€ほど(当時)。めちゃテンション上がります♪
お店で飲むビアも美味しいのだけど、お部屋飲みならほんと気兼ねなく楽しめます。あれこれ飲んだなあ。



ベルギービールは爽やかで飲みやすいものが多く、エール系のビール好きな私にとって天国でした。
ただ、この時に飲んだ各ビールの味や感想などを、書き留めていなかったということが、残念で悔やまれます。また、ベルギービールの飲み比べ目的で、ブリュッセルを再訪したいところです。

 

子供も楽しめるブルージュ日帰りトリップ

滞在2日目は、「ブリュージュ歴史地区」として、街全体が世界遺産に指定されているベルギーの古都Brugesへ、日帰りで行ってきました。ブリュッセルからIC(都市間急行)に乗って1時間で到着するので、気軽に足を運べます。

ギザギザ屋根のカラフルなギルドハウスが、青空に映えるマルクト広場

ブルージュでは、定番の運河クルーズを楽しんだり、

運河クルーズの写真に良く使われているスポット。奥の高い塔が鐘楼

高さ83mのブルージュのシンボル、鐘楼に上って絶景を眺めたりして、アクティブに動き回りました。

鐘楼の上り口。わかりづらいですが、ずらっと行列してます

鐘楼のてっぺんから望むブルージュの絶景

「ブルージュ歴史地区」「フランドル地方のベギン会修道院」「ベルギーとフランスの鐘楼群」と、合計3つの世界遺産が1度に楽しめるブルージュ。街中のどこを切り取っても絵になるので、大人の私はただ歩いているだけで、十分に満たされるのですが、単に景色が綺麗というだけでは、子供は少し飽きがちです。けれども、船に乗ったり階段を上ったりするだけで、ワクワク度合いが上がるのか?家族皆で楽しめるようになりますよ。

世界遺産「フランドル地方のベギン会修道院」

ブルージュ駅から中心街へ向かうまでの位置にある愛の湖公園

こんな感じで、うっとりため息ものの景色を何枚もカメラに収めながら、ブルージュ1日トリップを満喫しました。
1泊できればもっと楽しめるんだろうな〜と思いますが、ブリュッセルからの日帰りでも、主な観光スポットは、ほぼ周ることが可能です。

自炊旅の場合は、宿を移動するとなると、買い置きした冷蔵食材等も持ち歩く羽目になってしまい、荷物が増えて手間も増すので、1都市1滞在が基本。同じ宿に最低でも3泊はしたいところです。ですから、宿は変えずに、日帰りトリップなどを上手く組み込んだ旅程を立てることをおすすめします。

ブルージュ日帰りトリップの詳細はこちら

 

ムール貝の有名店、シェ・レオンの子供無料メニュー

ブルージュからまた電車でブリュッセルへ戻り、この日の晩ごはんはムール貝の超有名店、Chez Léon(シェ・レオン)へ。事前にネットで12歳未満の子供には、無料のメニューがあるとチェック済みだったので、迷わずこちらに。

グランプラスからもすぐのイロ・サクレ地区にあります

オーダーしたシェレオン スペシャルは、ビールとムールのセットで、フリッツ(フライドポテト)とパンが付いてました。それを2人前と子供無料のムールを注文し、3人それぞれ500gのムールを堪能。セロリが効いたあっさり塩味のムール貝はとっても美味しく、ココットの下にたまったスープに、おかわり自由のバゲットを浸して頂き、すっかり完食。お値段、しめて約€34(当時)。

今のお店のメニューをネットで見る限り、私達が注文したのと全く同じメニューがあるのか?ちょっとわからなかったのですが、値段は上がってるような感じですね。
それと、写真では少しわかりづらいのですが、この時は子供用のムールはお皿で出されて(写真右奥側。大人用は手前のココット鍋)、確か冷めてた?ような記憶があり、娘が私達夫婦のムールの方が美味しいと言って、皆でシェアしながら食べたのを思い出しました。子供用だから冷めてたのか?はたまた、この時だけがそうだったのかよくわかりませんが、何れにしても無料だったので、私的にはその辺は全然OKでした。
あまりにも有名店すぎて、ネット上でも色々なコメントがありますが、無難に美味しいムールをわしわし食べれるお店には違いないので、家族連れには特におすすめできるお店じゃないかと思います。

翌日は特急タリスでパリへ向かいます。

パリ自炊旅行記はこちら

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