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リスボアカード(リスボンカード)で行列回避 ジェロニモス修道院&ベレンの塔 サンタ・ジュスタのエレベーター ポルトガル / Belém, Lisbon

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ジェロニモス修道院の中庭

2019年5月に旅したポルトガル。世界遺産ジェロニモス修道院とベレンの塔を有するベレン地区は、リスボン中心部からも市電で30分程とアクセスが良く、リスボンに滞在した観光客の大半が訪れるであろう、リスボン観光のハイライトです。
行列必須のこの2つの世界遺産、計画通り?いや、たまたまなのか?正直わからないのですが、リスボン中心部にあるサンタ・ジュスタのエレベーターを加え、実際、並ばずに観光できたので、当日を振り返り、混雑回避のコツをお伝えしたいと思います。

 

回避術1、まずはリスボンカード(リスボアカード)を入手しよう

リスボン観光に便利なリスボンカード。24時間€20 / 48時間€34 / 72時間€42の3種類設定で、公共交通機関のほとんどと、リスボンの多くの観光施設入場料が無料 or 割引になるカードです。
事前にネットで検索すると、ジェロニモス修道院とベレンの塔がリスボンカードの入場無料対象になっており、この2つの入場料とベレン地区までの往復交通費、更に、常に行列のサンタ・ジュスタのエレベーターも無料に含まれているということで、合計すると、これらを1日で回るならリスボンカード24時間券がお得と知りました。
私はリスボンで5泊したので、当初、48・72時間券も検討したのですが、結果的には24時間のリスボンカードと、地下鉄などの交通費はViva Viagemカードを購入。というのも、宿泊先のアパートメントがリスボン中心地のロシオ駅から徒歩5〜6分程のところだったので、見どころのほとんどを乗り物を使わず回れたため、2枚のカードを組み合わせることで、観光関係の出費は最低限で済んだと思います。

話が逸れてしまいましたが、リスボンカードがあると、ジェロニモス修道院とベレンの塔、それぞれの入場料を払う列に並ばずにすみ、リスボンカード所有者用レーンを進むことが出来るので、行列回避にはリスボンカードが必須です。

リスボンカードの入手先は、空港や市内にあるツーリストインフォメーションになり、私は宿から近かったレスタウラドーレス広場のフォス宮の案内所を利用しました。リスボンカードは使用当日でなく事前購入も可能、入手先はこちらに載っています。

ということで、当日の行動を時系列で記してみます。

AM 9:30  レスタウラドーレス広場にあるフォス宮のツーリストインフォメーションへ。

レスタウラドーレス広場

この日は土曜日で、地球の歩き方に、フォス宮のインフォメーションはいつも混雑していると載っていたので、9時には着くつもりが遅くなってしまいましたが、ガラガラで先客は1名のみ。あっさりリスボンカードを入手できました。

 

回避術2、朝一番でベレンの塔を観光

フォス宮からベレン地区へ向かう市電15番の始発駅、フィゲイラ広場まで徒歩で移動。大勢の観光客が電車待ちしていましたが、始発駅なので座れました。ベレン地区まではおよそ30分。ジェロニモス修道院に近い駅でかなりな乗客が下車しますが、そこでは降りずに、更に2つ目の駅、LG.PRINCESA 駅で降り、テージョ川の方へ南下して、まずはベレンの塔へ向かいます。

ベレンの塔は、塔の展望階(最上階)に上る階段が非常に狭く、上り下りのための時間制限が設けられているのが、行列の要因になっています。そのため、こちらを行列がまだましな、朝一番で訪問するのが、混雑回避のコツになります。

AM10:30  この時間であれば、まだ観光客もそれほど多くなく、早速列に並びました。

ベレンの塔の入り口付近で10〜15人程並んでおり、列の横にリスボンカードを表示したポールが立っていたのですが、標識の矢印の向きが微妙だったため、カード所有者が進んで良いのかよくわからず、一旦、列の最後尾について並んでいました。が、5分ほど並んでいた間に、リスボンカードを手に握った人たちが2〜3組、列の横を通り過ぎて行くので、やっぱり進んで良さげ?と思い、列を外れて中に進むと、入場チケットを買うブースの横にマシンが1台設置されていました。

こちらはジェロニモス修道院に備えられていた機械(ベレンの塔にも同じものが設置してあった)

このマシンで(英語を選択して)enterを押し、リスボンカードをかざしてピッとなればOK。横の階段を上り、1階に行きます。

1階にある司令官の間に進みます。展望階に上る階段の入口横に、何やら注意書きと、上には電光掲示板の矢印マークがありました。ベレンの塔の階段は、人一人通れる程の狭い階段なので、時間差で上り専用、下り専用と振り分けされており、矢印は赤(通行不可)と青(通行可)で表示され、その下に時間(分・秒)も合わせて表示されるので、通行時間と待ち時間がわかりやすい仕組みになっていました。

左:人一人通れる幅の細い螺旋階段。右:3階の階段入口の表示。あと1分44秒上り通行が可能

2〜4階にも行けますが、とりあえず、一気に屋上階へ上ってしまうのが得策。屋上はそれ程広いわけじゃないですが、テージョ川を見下ろす気持ちの良い景色が臨めます。

テージョ川と4月25日橋

屋上から見た1階のテラス部分

屋上の様子

しばらく屋上で景色を楽しみ、下りの際に4階と3階にちらっと寄って雰囲気をチェックし、1階のテラスで少しのんびり過ごしてから、下まで降りてきました。

で、外へ出るとこの行列!!

正直、ここまで並んでいると、列の最後尾にリスボンカードの標識が立ててあるわけじゃないので、この列をスルーして進んでいっていいものか?だいぶ迷いそうです。

ベレンの塔屋上からの眺めが素晴らしいのは事実なんですが、テージョ川の景色がメインになり、やや単調な気もするので、もし何時間も並ぶ必要があるのなら、リスボン市内には他にも眺望の良いところがたくさんあるので、景色を眺めるのが目的であれば、個人的にはそれほどまで上ることにこだわらなくていいような気もします。

AM11:30  お次はテージョ川沿いを東に進み、発見のモニュメントへ。

フェリーポート

すぐ近くに見えてるのですが、思ったより距離があるのか?徒歩10分ほどかかりました。

こちらも屋上が展望台になってるようですが、リスボンカードでは無料ではなく2割引だったので、私は上りませんでした。屋上へのエレベーターは混雑していなかったです。

インペリオ広場

発見のモニュメントがあるインペリオ広場と、その北側に位置するジェロニモス修道院の間には、トラムの線路と幹線道路が通っているため、広場の南側にある地下通路を通って、修道院へ向かいます。

 

美しすぎるジェロニモス修道院の内部

PM12:00  ベレン地区のシンボル、世界遺産のジェロニモス修道院は、近くで見るとその大きさと荘厳さに圧倒されます。

ご覧の通り、修道院の前はすごい人だったのですが、ツアー客の集まりなのか?特に何かに並んでいるという風でなかったので、そのまま入り口に進んで、ベレンの塔の時と同じくリスボンカード用のマシンをピッとして、中に入りました。ということで、チケット購入の列に並ぶ必要がない分、ここでも待ち時間はゼロでした。

中に入るとすぐ、目に飛び込んできたのが、この美しすぎる回廊と中庭。

2階へ上ってみます。回廊をぐるりと1周してみましたが、柱や屋根などの細かい細工も素晴らしく、どの角度から眺めても雰囲気抜群で本当にうっとり。

2階の回廊

そして、隣接するサンタ・マリア教会では、ちょうど結婚式が行われていました。

左:教会の2階、聖歌隊席に掲げられたキリスト像。中:ステンドグラス。右:花嫁さん

修道院出口付近にある食堂として使われていた部屋では、壁面をぐるりと18世紀のアズレージョが囲んでいて、見応えがあります。

食堂の壁面を彩るアズレージョ

修道院内のどの部分を切り取っても、絵になるところばかりで、ここはリスボン観光の目玉に間違い無いですね。
小一時間ほど、ジェロニモス修道院を堪能し、外に出ました。

 

必食のパステル・デ・ナタ、パスティス・デ・ベレン

PM12:50  修道院をあとにし、向かうは修道院から道を挟んだ東側にあるパステル・デ・ナタ(エッグタルト)の超有名店 Pastéis de Belém。ここも行列必須のお店なのだそうですが・・・たまたまか?店の外は特に行列という程でもなく。

店内に入ると、テイクアウトの方が少し並んでいましたが、食事の方は、入ってすぐの部屋で1テーブル、ちょうど店員さんが片付けをしていたので、そこに腰掛けることが出来ました。お手洗いに立った時に気付いたのですが、店内はいくつかの部屋に分かれていて、まるで体育館のような大きな部屋もあったので、どこかしらには座れそうです。勿論、どの部屋もものすごく賑わっており人だらけでしたが。

さてさてご注文。必食のパステル・デ・ナタは1個か2個で迷ったのですが、そんなにお腹が減ってなかったので1個にし、夫へのお土産に持ち帰りを2個オーダー。飲み物はポートワインを。

テーブルに置いてあった粉糖を振って、がぶり。きゃ〜〜本当にめちゃめちゃ美味しい!!!外側のパイ生地がパリッパリもパリッパリ。パイというより、春巻きの皮に近い感じです。カスタードクリームも甘すぎず滑らかで、これは間違いなく必食でしょう。
この日の夜、持ち帰ったのも食べましたが、焼きたて直ぐの店内で食べたものとはやはり別物。パリパリ感が全く違ったので、これは店内で食べるに限りますね。

途中、店内が混んできたのか、入店してきた西洋系の老夫婦に、相席しても良いか?と聞かれ、どうぞどうぞと3人でテーブルを囲みました。30分程休憩し、私は一足お先にお会計。パステル・デ・ナタ(€1.15)が3つとポートワイン1杯で、合計€5.70と安価なのがまた嬉しい。美味しいスイーツとワインで一休みし、朝から精力的に回った観光の疲れが癒されました。
ポルトガルの食のコスパの良さは、ヨーロッパと思えませんね〜。私の中で、ポルトガルってほんと良い国だな〜と思えた要因の1つです。

PM 1:30  お店の目の前の駅からトラムに乗車し、リスボン中心部へ戻ったのが14時でした。

 

回避術3、サンタ・ジュスタのエレベーターはいつ乗るか

ということで、ここまで何箇所もの行列必須と言われる場所を、日頃の行いの賜物か?何故か全てスルー。たまたまなんだと思いますが、リスボンカードと朝一ベレンの塔で、混雑はだいぶ回避できると思います。

さて、通常であれば、リスボン中心部へ戻った後、リスボンカードで無料となる、これまた長蛇の列のサンタ・ジュスタのエレベーターに向かいます。

バイシャ地区のランドマーク、サンタ・ジュスタのエレベーター

ですが、私はこの日には訪れず、翌日の朝9時前にエレベーターを利用しました。エレベーター自体は朝7時から動いていますが、その上の展望台が9時からなので、それに合わせて訪れた訳です。リスボンカードは24時間有効なので、次の日もリスボンで滞在して時間があるようなら、日を分けて利用するのも一案です。

サンタ・ジュスタのエレベーターは、公共交通機関Carris社の乗り物という位置付けなので、リスボンカード以外にも、Viva Viagemカードも利用でき、1day乗り放題券でも無料で乗れます。但し、リスボンカードではエレベーター上部の展望台も無料ですが、1day券の場合は、展望台の料金が別途€1.50必要となります。

エレベーターには時刻表があり、朝7時〜9時は10〜20分に1本、9時〜20時までは10分に1本間隔で動いています。私が行った時はちょうど20分間隔の時間帯だったため、15分程並びましたが、並んでる人自体はさほど多くなかったです。エレベーターは1度に29人までしか乗れないので、日中は特に長蛇の列となり、こちらも朝早く訪れるか、夜の時間帯に利用するのが行列回避には有効だと思います。
もしくは、地球の歩き方にも載っていましたが、下りエレベーターは上りほど混雑していないので、下りのみ利用するのも良い手だと思います。私も実際、上りだけを利用したので、片道利用する客は多いと思われます。下り利用の場合は、カルモ教会から通路を渡れば、エレベーター乗り場にアクセスできます。

参考までにサンタジュスタのエレベーターについて書かれたCarris,  Lisbon Guide

サンタ・ジュスタのエレベーター展望台からの景色などについてはこちら

ベレン地区を訪れた自炊旅行記はこちら

ポルトガルのおみやげの記事はこちら

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